なぜ税理士事務所専門のCOOサービス?

自己紹介

はじめまして。大須賀です。
現在、フリーランスで税理士事務所さまに特化したご支援をしています。
なぜ、税理士先生に特化したご支援をしているか、
どんなことを支援してきたのか、
をお話できればと思っています。

税理士事務所を通じて日本の中小企業を応援する

実家は墨田区にあります。
私の父は指輪の作成と高級時計の修理が専門のいわゆる”職人”でした。

小学生のころ、
父が務めていた会社が倒産します。
職人の父はそれ以外の仕事ができず、ここから数年無職になります。
同時に、祖母と母の嫁姑問題により、実家を出ていくことになります。

収入がない中、
2Kのアパートで、父・母・姉・私の4人暮らしが始まります。

当時は漠然と、
なぜお母さんが働いていて、お父さんが家にいるんだろう?
と思っていました。

成長するにつれ、
貧乏に対するコンプレックスと、
会社経営ってなんなんだろう?という疑問と、
早くお金を稼げるようになりたいという強い気持ちを持ちました。

初めて税理士という資格を知ったのは、大学に入学する前です。
伯父から”経営に興味があって数学が得意なら税理士・会計士になればいい
とお勧めされ、大学で簿記2級を取得、会計士試験の勉強を始めます。
結果、在学中に会計士試験に受からなかったので就職活動をして、
当時、税理士専門のコンサルティング会社に入社しました。

入社したきっかけは、
面接で当時の課長に、
「税理士さんが日本の中小企業を支えている
でも、その税理士さんにも課題や悩みがあって、
それを私たちがサポートすることで日本の中小企業を応援することができるようになる」

と言われたことです。

この言葉が本当に衝撃的で、
今でもその言葉が大好きで、士業業界の支援をしています。

営業未達と自己啓発

当時40名程度だった会社に入社し、
主に埼玉~東北エリアでのセールスを担当します。
毎日最低300件電話をして、とにかく訪問をして、提案をする
耐えられない中途社員が入社しては辞めていくといった状況でした。
とにかくセールスが上手くいかなくて、同期が成果を出していく中で焦りがありました。

2~3年目も大きな成果を出せず、辞めたい気持ちが増していく中で、
そもそも、
辞めてどこで働くんだろう?
ここで成果を出せないなら、どうせ他でも一緒じゃないか?
と思うようになりました。

なんとかしたい、という気持ちで、
マーケティングの勉強をスタートして、
高額な勉強会に参加するようになります。
社会人3~4年目で200万円くらいは自己投資したと思います。

そこで出会ったのが、ダイレクトレスポンスマーケティングです。

マーケティングの恩恵

マーケティングを覚え、自分で実践し、お客さんにも伝えて成果を出してもらう
そのサイクルが上手く嚙み合って、営業達成できるようになります。
支援した先生の「お客さんが増えた」という成果報告をもらうのが本当に楽しかったです。

1人のセールスマンとして目標達成し、
顧客も一定数成功させることができる。
ここまでスキルアップし、チームを持つことになります。
ここでまた挫折します。

チームマネジメントの壁

最初は、
自分自身が相当な努力(そして身銭を切って)成果を出してきたので、
同じように、チームメンバーにもそのやり方を押し付けました。
もちろんチームの雰囲気は悪くなり、
パフォーマンスも下がってチームは解散します。

次は、とにかく気を使ってチーム運営。
結果、そもそも成果が出ずにチームが解散。

合計4回の解散を経験します。
たぶん、前職で最もチームが解散したリーダーだったと思います。(笑)

人と向き合うスキルを学ぶ

最終的に新チーム立ち上げのサブリーダーになります。
しかし、上司が半年で離職。結果チームは解散し、自分と部下2名の状態になります。

上司だけではなく、内部メンバーの退職もあり、
セールスではなく内部サポートとクライアントサポートコンテンツの作成がメイン業務になりました。

自分より10歳以上若い部下しかいない状態で、
ここで踏ん張りきるという決意を持ちました。

クライアントのサポートをしながら、
月50本くらいの記事の案だし・執筆依頼(時に自分で執筆)・校正・リリースをしながら、
派遣社員を採用して分業体制を作っていきました。

とにかくチームビルディングの本を読み、
コミュニケーションの本を読み、
国家資格キャリアコンサルタントの資格をとり、
原田メソッドというコーチングスキルの認定パートナーになりました。

適度な負荷・挑戦と、安心して働ける環境のバランスをとれるよう、
1人1人にしっかり向き合って、
その人の短期キャリアだけじゃなく、長期で何をしたいか、
この仕事をするやりがいや楽しみは何か
何よりその人の人生に良い影響が与えられるように。
そういったことを向き合って考えられるようなチーム作りを目指しました。

結果、
チームが上手く成果を出せるようになり、
翌年には新卒が1名配属、その1名が最優秀新人賞を獲得し、
さらに翌年にはさらに3名の新卒が配属されるチームになりました。
他部門への新人教育なども実施するようになり、
仲間と一緒に仕事をする楽しさ・やりがいを感じていました。

実践を顧客サポートに

このタイミングで、
私がやってきた
マーケティング・セールス・サービス作り・チーム作り
などを評価してくださり、
「うちの組織でもやってほしい」
と声をかけてくださった恩人の方がいらっしゃいます。
そのご事務所では合計4年ほど、
・代表との事業方針MTG
・管理職の育成・コーチング
・新人教育の実施
・評価制度の策定・社内リリース・運用
をご支援いたしました。

この支援内容を聞いて、
「うちでもやってほしい」
と声をかけてくださった2人目の先生がいます。
そのご事務所では、とにかくやれることを全部やりました。
急成長する中での組織の安定・採用の強化・離職の防止するための施策を実施、
組織が安定してからは部門の立ち上げ、サイトの刷新とWEBマーケティング、営業ツールの作成
そして経営合宿の開催、全社研修の実施、経営計画発表会の運営と全体研修の実施、
部門立上げとコンテンツマーケティングの開始。
所長先生とNo2の方と一緒に、とにかく大変なことに1つ1つ向き合って、解決してきました。

クライアントサポートを通じて学んだこと

このお二人の先生から学んだことはとても大きくて、
おそらく、通常のコンサルタントには依頼できない、本当に色々なご相談をいただき、
そして、実際に企画を出した時には承認してくださり、
幹部メンバーの1名として事務所経営を伴走支援させて頂きました。

その中で学んだのが、
1つのことに強いプロフェッショナルよりも、全部のことがある程度わかるゼネラリストのほうが強い
ということでした。

的外れな提案をする会社

例えば、
売上を増やしたい という課題があります。
じゃあ、単純にWEBサイトを作って集客しましょう
今は経理代行サイトが取れます 融資サイトが取れます
みたいな提案をする支援会社さんがたくさんあります。
でも、実際には、
売上をとってもやれる余力がなかったり、
そもそもの単価が悪かったから先に料金用作成が必要だったり、
料金表通りに報酬をもらっているのに利益が出ていないから、作業時間管理に問題があったり、
オペレーションが複雑だから、実労働時間が勤怠時間より著しく少なかったり、
クライアントの満足度が引く、本来出るであろう紹介が出ていなかったり、
正直この状態で集客したからうまくいくのかな?みたいな疑問を感じる部分があります。

一番弱いところを補強する必要があるbroken chain

本来は、全体課題からやるべきこと・やりたいことを整理する必要があるのに、
先ほどの話のように、
売上が足りない じゃあ広告出しましょう みたいな無責任な提案をされる会社さんがたくさんあります。
実際丁寧に話を聞くと、
そもそもここを改善しないと集客をしても事務所が成功しない
ということがほとんどです。

必要なのはなんでも相談できて、だいたいなんでもわかる人

こういった課題整理と、
それぞれに対してのアクションプランの作成、
成功事例の共有、時に必要な会社さんのアテンド、社内の担当者決めや根回しを行い、
事務所規模に応じて、
あらゆる視点から、サポートしてもらえる
先生も相談しやすいし、結果も出ると思いませんか?

実証済みの施策から、新しいチャレンジの施策、
他事務所の事例から、他業種の事例、
あらゆる手段を使ってあなたの事務所を一緒に盛り上げたい
それが、社外COOという役割だと思っています。

 

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