さて、前回の記事では、「税理士のための営業成功ガイド:基本編」ということで、
1.マーケットリサーチの実施
2.営業資料の作成
3.営業先・潜在顧客の増やし方
という内容でした。
今回は、3の営業先・潜在顧客の増やし方について、掘り下げていきたいと思います。
営業先・潜在顧客の増やし方は多数ありますが、以下の対策が考えられます。
- セミナー・イベントの参加
- 既存顧客からの紹介
- HPやSNSなど、ウェブ集客・PR広告
既存顧客からの紹介についてですが、こちらは過去に記事をあげていますので、こちらも是非、参考にしてみてください。
職員1人で年間60社以上の紹介を実現!成功事務所の紹介獲得テクニック
今回は、HPやSNSなどのウェブ集客やPR広告について掘り下げましょう。
ウェブ集客・PR広告
HPやSNSなどのウェブ集客やPR広告で重要な対応項目は以下のとおりです。
-
- ウェブサイトの開設
- SNSの活用
- コンテンツマーケティング
- オンライン広告
- レビューと評価の活用
- メールマーケティング
全て重要な手段になりますが、特に重要な手段をピックアップするならば、以下のようになります。
-
- ウェブサイトの開設・最適化
- SNSの活用
- オンライン広告
ウェブサイトの開設・最適化について
ウェブサイトは24時間、顧客へ開かれた窓口であり、ここが整っていなければお客様が検討するきっかけも材料も生まれません。
最重要かつ最低限の窓口になるので、必ず力を入れて対応するべきツールです。
利用者にとって分かりやすいデザインでウェブサイトを作り、必要な情報を簡単に情報を探せるようにしましょう。
特に、以下の情報については必須です。
-
- 事務所について
- 事務所の設立年、場所、チームの規模と専門分野。
- 提供サービスについて
- 税務申告、経理代行、経営相談、財務計画などのサービス内容
- 各サービスの具体的な利点や特徴
- カスタマイズオプション
- 特定のニーズに合わせた柔軟なサービスプラン
- 料金体系
- 明確な料金体系と、提供される価値の説明
- 専門分野
- 専門としている業界や特定領域
- 成功事例
- クライアント事例とその成果
事例における問題解決の方法や達成された改善点
- クライアント事例とその成果
- 連絡先情報:
- 電話番号、Eメールアドレス、ウェブサイトのURL
- ソーシャルメディアアカウントへのリンク
- 事務所について
検索エンジンで上位に表示されるように、適切なキーワードを使った内容を用意します。(SEO対策)
スマートフォンやタブレットでも見やすいウェブサイトにするために、レスポンシブデザインを採用しましょう。
せっかく興味をもってくださったお客さまが、サイトの作りがユーザーに寄り添っていないため、離脱されてしまうのは本当にもったいないことです。
実際にお客様と対面しているときのように、お客様の目線に寄り添った窓口を開設したいですね。
SNSの活用について
SNSもWEBサイトに並ぶ、お客様に向けた重要な窓口です。
ここでは日々の活動の内容を、ローコストでタイムリーにお届けできる場所となります。SNSのコンテンツを考えるのに苦労する場合は、事業の軸からずれない範囲でシリーズ化もおすすめです。
SNSを上手に活用して、生きた窓口を設置しましょう。
オンライン広告について
オンライン広告は是非とも活用したいツールです。
近年最も効果的なマーケティング手段は以下のとおりですが、一般企業では取り入れることが難しい手法がほとんどです。
オンライン広告では、以下の情報を考慮した層に表示できる優秀なツールです。
業界に特化した広告会社、同業他社が利用している広告を参考に取り入れて、自社への適応度や費用対効果を確認してみましょう。
【近年のマーケティング手法】
- オンライン調査(サーベイツール利用)
- ビッグデータ分析
- ソーシャルリスニング
- モバイル調査
- 深層インタビューとフォーカスグループ
- エスノグラフィック調査
- 実験デザイン
コメント