採用活動に顧客開拓・SNS活用にどう向き合うか

皆様、日々の業務お疲れ様です。
先日こんな質問をいただきました。

ご相談者さま

事務所の採用や顧客開拓に役立てようと思い、SNS運用を始めたものの、なかなかアカウントが成長せず、結果が出ていません。効果的なSNS運用ってどんなものなんでしょう?

というご質問です。

今回は記事はHOW TOではなくツール活用のリアル。。。というところのお話です。

SNS運用のリアル

SNSは一見、簡単に始められる情報発信ツールに見えるのですが、実は手間のかかるツールです。
「投稿を継続していれば結果が出る」「AIに任せておけば簡単にPRができる」といったイメージで取り組むと、、、望む効果は発揮されにくいです。

なぜでしょうか?
SNSの本質は、「いいね」や「コメント」、「DM(ダイレクトメッセージ)」などを通じた双方向のコミュニケーションにあります。
つまりInstagramやXといったプラットフォームは、単なる情報発信の場ではなく、フォロワーとの活発な対話を促進することが本質のツールなのです。
このような特性ゆえに、SNSでの効果的な運用には高い頻度での投稿と、積極的な交流がないと「おすすめ」や「発見」でピックアップされずらく、求めている結果が出にくい…ということに繋がります。

そして、雰囲気ばかりが良い投稿に目が慣れているユーザーには、アカウントにかけられているコストというのはしっかりと見破られています…

本気で取り組まなければ結果は・・・

あらゆるツールで言えることですが、活用する前は「簡単に」「時間をかけず」「最新の」という、スペシャルQのようなイメージを持ちやすいと思います。
「AI自動作成でコスト0円顧客開拓」のような、夢のようなフレーズを見かけたり…

しかし、ツールを活用するのなら、運用には多くの時間と労力がかかるし、「本気」で取り組まなければ結果が出ない。
SNSであればお客様の目にしっかり届くように、SNSのルールに沿った運用をする。
これを認識しておかないと、せっかく業務の合間を縫って運営する労力が無駄になってしまうのです。

少し脱線するのですが、「本気」で取り組まない理由で多いのが、大きな期待とは裏腹に、「確かに上手くいくケースもあるかもしれないけど、自社がSNSで本当に結果を出すのは難しいだろう」「今さら遅いだろう」といった思いが背景にあるケースです。
なんなら「向いてない」とか「効果がわかりにくいから」とか、気になるのに「本気にならない理由」や、この背景を裏付ける要素を自分から見つけに行っていたり。

あらゆるツールについて思うのですが、いいなと横目で見ながら、やらない理由を探して背を向けてしまうことって、とっても勿体無いと思うのです。

そういう場合は是非、出来ない理由を探して背を向けてしまうのではなく、
「うーん、本気で取り組んで結果が出せる人からしたら、本気で取り組めば結果は出来るのか・・・機会があれば自社だって!!!」という感じで、きっかけと環境次第で活用出来る未来を掴める姿勢をキープしておいてほしいなと思います。

しくみラボ大須賀

しくみラボ大須賀

税理士事務所専門COO代行。開業~100名以上の事務所で集客・サイト構築から・組織設計・業務フロー再構築・採用・教育・新規事業立ち上げまで。税理士業界が大好きなオタクです。

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