思わず信頼してしまう上司の特徴

皆様、日々の業務お疲れ様です。
先日、お客様からこんな質問をいただきました。

ご相談者さま

「税理士事務所の代表です。最近、部下との関係に悩んでいます。単に優しいだけでなく、本当の意味で信頼される上司になりたいのですが、どのような点に気をつければよいでしょうか?具体的なアドバイスをいただけると幸いです。」


というご質問です。

信頼される上司になるためには、以下の特徴を意識することが重要と考えます。

傾聴と熟考のバランスを取る

日々の業務で部下から相談を受けた時、経験豊富なみなさんはどのように答えるでしょうか?
大抵は話の前半でどんなことで部下が悩んでいるのか、察しがつき、「あーそこで悩んでいるんだ。その場合は・・・」とすぐに答えを出したくなるかもしれません。
でも、即答される場合と、じっくりと最後まで話を聞き、すぐに解決策を提示するのではなく、「なるほど、そういう状況なんですね…」と一呼吸置いて考える姿勢を見せた場合、どっちが部下は「真剣に聞いてくれている」と感じるでしょうか。
自分の言葉をゆっくり聞き、回答までじっくり考えてくれている、そんな上司にはやはり信頼感が増します。

「責任は取るから、やってみな」という言葉の本心が、どこにあるか

部下に新しい挑戦を促すとき、「何かあれば私が責任を取るからやってみな」といった言葉をかけることがあると思います。
その時に、言葉のどこに本質があるか、ということを考えてみてください。
「何かあれば私が責任を取る」というかっこいい言葉よりも、大事なのは、「思い切りやってみな」に本心があるかというところです。

自分のさらに上の立場の人や、お客様に対してもリスクを取れる勇気を持つ

上層部やお客様の意向と自分の意見が異なる場面でも、リスクをとって毅然とした対応をしていく上司の姿は、「この人は権力や状況で対応が変わらないな、今回以外のケースであっても常にこういう姿勢なんだろう」と見ていて信頼感が増します。

上記の「責任は持つから思い切りやってみな」の言葉に繋がるのですが、上層部と意見が食い違った理、お客様に毅然とした対応を取らなければならない時、リスクを恐れず食い込む姿は「責任を持つから思い切りやってみな」というの言葉の信憑性を深め、同時に上司への信頼も深まっていきます。

以上が私の思う「思わず信頼してしまう上司の特徴」です。

所長様と部下との関係構築の一助となれば幸いです。

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