皆さま、日々の業務お疲れ様です。
今回の内容は「上司を超える部下を育てる方法」についてです。
皆さんは、従業員には活躍してもらい、事務所をもっと成長させたり、顧客・売り上げの拡大をしていきたいという思いは、形や熱度の差はあれ、お持ちだと思います。
事務所に合っていて、長く一緒に頑張ってくれそうな従業員がどんどん成長し、先輩・上司、はたまた経営者の自信を抜いて活躍してくれるようになったらどうでしょうか?
自分一人ではなし得なかった、そんな事務所の未来が待っているかと思います。
今回はそんな部下の育て方には何が必要なのか言語化していきたいと思います。
先輩・上司を超える部下の育成の方法とは
部下の育成となると、どんな方法が考えられるか、、、、と申しますと、
①手取り足取り、付きっきりで教える方法
②自由にやらせて責任は俺が取るからやってみろ方法
(「思わず信頼してしまう上司の特徴」で少し触れているので、ご興味があればどうぞ)
大きく分けてこの2パターンかなと思います。
そして、上司を超えるような部下の育て方となると、②の自由にやらせて責任は俺が取るという見守る育成が鍵であり最重要な育成の方法なのかなと考えます。
「自由にやらせて責任は俺が取る」という見守る育成がなぜ重要?
なぜ、これが鍵であり最重要なのかと言いますと、
やらされている限りは本人のポテンシャルの最大化がされない、本人の熱量が生まれないというところになります。
例えどんなに能力が高い部下も、上司の上手くいったパターンを模倣して、お手本をなぞっている限り上限が決まってしまっているという感じです。
逆にいうと、本人のやる気や熱量というものは、どんなノウハウやハウツーよりも大事なものだと考えています。
そつなく出来る部下が欲しいのではなく、先輩・上司を超えるとなると、ここが鍵であり最重要なのかなと思います。
手取り足取り育成の使い所
勿論、手取り足取り育成が重要な場面もあると思います。
例えば、「取引先との重要なやり取りは、電話ではなくエビデンスの残るメールでする」ルールとか、個人の資質が関係してこない場面です。
ただ、それ以外の個人の資質が関係してくるような、「案件への対応方法の思考ルートや、応対の仕方、業務の時間をどこに使うか」などを手取り足取りみっちり型にはめてしまうと「本人のやる気や意志・熱量」というものを押さえつけてしまう可能性が高い。というのがあるのです。
ここで大事になってくるのは、「業務の中で個人の資質が関係してくる分野か、そうでないかの見極めがしっかりしている」というところなんだと考えます。
本人にやる気や意志が無い場合は?
やる気や意志がある人は少ないという見方もあるんですが、実は手取り足取りみっちり型にはめた学校教育でその部分が抑圧されて出し方がわからない人が多数を占める。という見方もあります。
最初は自由にやれと言われても、これまでの教育から見れば戸惑いが大きい場合もありますが、自由にやって成果を上げる楽しさを実感すると、それは型にはめた育成では得られない達成感を本人は味わうことになります。
まとめ
部下が上司を超えるような成長をする育成とは、個人の資質が関係する業務とそうで無いものの線引きを上司がし、個人の資質が関係する業務については「上記:②自由にやらせて責任は俺が取るからやってみろ」方法で見守る。というイメージです。
型にはめられた育成では得られない達成感と、任せてもらえる上司からの信頼を感じた部下は、より業務に邁進してくれるのでは無いでしょうか。
そして本人の資質を存分に発揮して成長する部下の力は、事務所の貴重な戦力となっていきます。
部下と事務所の成長、どちらにも本記事が役立ちましたら幸いです。
(「思わず信頼してしまう上司の特徴」も、ご興味があればどうぞ)
それでは本日も頑張りましょう!
コメント